漢方薬治療の方針はどうやって決まるの?~弁証、論治、治則の流れ~
漢方薬治療の方針 漢方薬治療を行う場合は、まずは患者の病気の情報を集めなければなりません。 その際に行われるのが四診と呼ばれるもので、望診、切診、聞診、問診の4つとなっています。 目視をして患者の情報を集め、さらに治療者…
気功って何?一番最初の疑問からお答えします!|東洋医学・中国医学・漢方・薬膳・気功法
漢方薬治療の方針 漢方薬治療を行う場合は、まずは患者の病気の情報を集めなければなりません。 その際に行われるのが四診と呼ばれるもので、望診、切診、聞診、問診の4つとなっています。 目視をして患者の情報を集め、さらに治療者…
妊婦さんと漢方薬 妊娠中は薬を飲むことを控えている方も多いと思いますが、 漢方薬には安胎薬と言って、胎児を安定させるための処方薬があり、 数千年も女性の悩みを解決しています。 そのため、妊娠中に起こる辛い症状で悩まれてい…
漢方薬と副作用 漢方薬には副作用が無い、そう思われている方も多いのではないでしょうか。 漢方薬も薬は薬、副作用と呼ばれるものがあります。 それは西洋薬とは少し違い、体質に合わないといったアレルギーに近いものです。 ある人…
瞑眩と好転 漢方は一切合成物が入っていない、植物を調合して作る薬ですが、 西洋医学の薬が応急処置がメインであるとすれば、漢方は根本治療を目指すものと言われています。 つまり、西洋医学の薬は頭が痛ければその痛み「だけ」を止…
証に合わない漢方薬に注意 東洋医学を代表する漢方は、人間の体質を根本から改善して病を消し去る効能があります。 古来より地球に自生している植物を用いた治療法なのでアレルギー反応や副作用の心配もなく、 万人に向いている治療法…
麻黄湯で分かる君臣佐使 漢方は広く用いられているのですが、麻黄湯もその一つで良く処方されています。 麻黄湯は、一種類の生薬で構成されているのではありません。 構成されている生薬は、それぞれが持つ役割に応じて、君薬・臣薬・…
漢方薬の副作用が少ない理由 漢方薬は、みなさんご存知の通り東洋医学の中で発展してきた薬です。 元々は中国の医学が源流となっていますが、 日本の中で発展してきた漢方医学で使われる薬を漢方薬と呼びます。 それは生薬と呼ばれる…
漢方薬はピラミッド構造 三品分類とは西暦25年から280年頃の古代中国で、 当時の医師達の研究によって成立した医学書の神農本草経における薬の分類方法です。 神農本草経はしんのうほんぞうけいと読み、 中国の伝説の帝王で農耕…
五味と五臓の関係 漢方では食べ物の味を大きく5つに分けて考えています。 酸は酸っぱいを意味していますし、苦はその名の通り苦い味のことです。 甘は甘い味で辛は辛いことで、鹹はかんと読みしょっぱい味を表しています。 この味を…
五味とは 味には、大きく分けて5つの種類があります。 それらは通称五味と呼ばれ、特に薬膳を作る上では非常に重要なポイントです。 ただ一見難しそうに思えるこの言葉ですが、 詳しく見ていくととても身近なものであることも判るで…