「六淫弁証」って何?大まかな概要と用語解説
はじめに 六淫弁証とは、東洋医学において病気の診断を行う方法のひとつで、 六淫とは、風(ふう)・寒(かん)・暑(しょ)・湿(しつ)・燥(そう)・火(か)の六種の病邪の総称です。 また、弁証とは、望診(ぼうしん)・聞診(ぶ…
気功って何?一番最初の疑問からお答えします!|東洋医学・中国医学・漢方・薬膳・気功法
はじめに 六淫弁証とは、東洋医学において病気の診断を行う方法のひとつで、 六淫とは、風(ふう)・寒(かん)・暑(しょ)・湿(しつ)・燥(そう)・火(か)の六種の病邪の総称です。 また、弁証とは、望診(ぼうしん)・聞診(ぶ…
はじめに 現代医学と東洋医学の違いですが、正しく認識するためには、 まず根本的に違っているということを頭に入れておく必要があります。 歴史や政治的なこと、発展のプロセスにおける気候や風土、 民族的な思いや考えなど、あらゆ…
はじめに 天人合一思想とは、東洋医学の基礎的な思想となっている考え方です。 自然や宇宙のことを示す天と、人の間には関連性があると、中国では考えられてきました。 農作業が中心となる生活を送っていた時代は、 自然災害や季節の…
津液とは 東洋医学でよく使われる言葉である津液ですが、 これは人体中の正常な水分や液体の総称の事になります。 つまり、唾液、涙、汗、胃液といったものであり、 身体にうるおいを与えてくれるものでもあって身体にとって大切なも…
はじめに 弁証論治とは、東洋医学で独特に行われている方法の事です。 弁証とは、患者の症状を東洋医学の診断方法を利用して分析し、 「総合的に」どのような物なのか、症状なのかと言う事を判断します。 その時に判断する物の事を証…
はじめに 八綱弁証というのは、東洋医学の病態を診断方法のひとつです。 弁証というのは診断することです。 八綱弁証の八は、陰陽・虚実・表裏・寒熱を意味します。 表裏について まず、表裏は病気の進行状態や位置などを示します。…
はじめに 三陰三陽弁証は、六経弁証ともいい、 日本の漢方医学の古方派といわれる医師がよく利用している診断法です。 三陰三陽とは、太陽(たいよう)、少陽(しょうよう)、陽明(ようめい)、 太陰(たいいん)、少陰(しょういん…
はじめに 四診とは「望診」「聞診」「問診」「切診」の4つの方法をさします。 西洋医学にはない視点で、患者さんの体の不調を診断します。 望診 「望診」とは、目で身体の状態をチェックする方法です。 体形や動作、顔色や舌の状態…
はじめに 東洋医学を分類する場合には、インドの伝統医療も含めることがありますが、 狭義の意味では中国伝統医学と漢方医学に分けて考えることができます。 中国大陸の視野で考える場合には、朝鮮半島の韓医学も含むことがあり、範囲…
はじめに 東洋医学の中心となる考え方のひとつに五行論があげられます。 東洋医学の三大理論のひとつである陰陽論は紀元前1000年前後に成立しましたが、 五行論が成立したのは紀元前400年ごろとされ、比較的新しいものであると…