目次
はじめに
気功術には大きく分けると2種類の気功術に分けることができますが、ここでは、そんな2つの気功術についてお伝えをしていきます。
硬気功
まずは硬気功と呼ばれる気功術ですが、これは武術気功との呼ばれている気功術のことで、
自分の身を相手から守る守備能力と、相手を倒す攻撃能力を向上させることを主な目的としている気功術になります。
よくテレビで取り上げられている、全身の気を咽喉や人差し指に集中させて一点に集め、肉体を鋼に様にするのは硬気功による気功術になります。
他にも頭でレンガを割ったり、 咽喉元に尖った槍の先を突き刺したりするようなパフォーマンスとして良く行われている硬気功になるのですが、
日本の武道として有名な合気道も硬気功の部類に入ります。
軟気功
次に軟気功というのは硬気功と対照的に健康のために行う気功術のことで、医療気功とも呼ばれる気功術となります。
ですので主な目的としては病気の予防や治療の能力を強化させてくれます。
軟気功は体内の気血の流れを促進させ、陰陽のバランスを整えることで病があればその部位を改善していき、
病がなければ健康を維持能力をさらに促進させることにより長寿を実践する健康法として活用されています。
内気功と外気功
また、この軟気功は内気功と外気功に分けることができます。
内気功というのは自分の健康を維持したり病気の回復を目的として行う気功術です。
一方で外気功は内気功で養った内気功を一層強化して体の外に発生させて、他人の病気を治す目的として行われる気功術になります。
ですので軟気功の訓練としては内気功を習得してから、外気功の訓練をしていくといった流れになっています。
以上が気功の入門になりますが、気功術の訓練を始めるには、まず初めに軟気功の内気功を習得することから始めるのが基本となります。
また自分で出来る最も簡単な気功術は腹式呼吸になります。
これはただの呼吸だと思われるかもしれませんが、立派な気功術のひとつであり、最初に行われる気功術の基本となります。