漢方薬の植物部位による効能の違いって?~葉、茎、根、種の違い~

植物部位による効能の違い

漢方薬は古くから国内でもお馴染みの薬品のように扱われていて、

薬店や病院の薬局、漢方薬の専門店や今ではインターネットからでもお求めできます。

東洋医学で用いられていることも有名で、一部では病院で処方される漢方薬の中には保険が適用されるものまであります。

何千年もの歴史を有しているとされているように、長い時を経て身体に有効な植物を主に採用していて、

通常では2種類以上のものを混ぜていることも目立ちます。

漢方薬は身体に何らかの不具合や不調が見られる場合、

ある病気に掛かってしまった際に、それぞれの症状別に合わせたものを利用できます。

実際に販売されている漢方薬には植物部位で効果が違うものも多く、

一般的には葉や茎、根や種などを用いていることが目立ちます。

アロエベラや明日葉などは葉を利用しており、イタドリやアスパラなどは茎が該当しています。

根の部分は球根に蓄積された養分を摂取することを目的にし、

種の場合は桃の種などが注目されています。

植物部位により違いがあり、同一の植物でも部位によっては効果が無いものや、

同一であっても部位別で効果の違いが見られるものまで存在しているので、

そのパターン数はかなりの数を誇っていることになります。

カワラヨモギのように、花や茎、根からエキスを抽出できるものがあり、

この素材では抗菌作用などを期待できます。

多いタイプでは1つの素材において1部位か2部位以上の場所から採取されることが多いようです。

販売するにはそれぞれの良い成分を合わせ持つ優れた漢方薬に仕上げていることになるので、

1つの素材から1部位、若しくは2部位以上、そして異なる素材からの部位を配合させて、

特定の病気に最大の効果が発揮できるように工夫したものが売られています。

そこには植物部位だけでもかなりの種類があることになるので、

専門的に研究をしている人物や会社が販売されているものを利用すると、より一層期待できるものです。

栄養補助的な意味合いではなく、症状に対して緩和、若しくは身体を症状に対して守ったり、

強くする効果が一般的で、植物部位による違いを実感できます。