脚部(足以外)・前後側のツボ特集!それぞれの場所と効果まとめ

目次

はじめに

脚部には多くのツボが存在しており、それぞれの場所によって効果が異なってきます。

特に、脚部前後側のツボには身体にとって良い効果をもたらすツボが数多く存在しています。

鶴頂

例えば、鶴頂は、膝のお皿の骨の上側のほぼ中央にあるくぼみにあるツボです。

主に膝の痛みを和らげる効果があります。

その効果から、膝関節疾患の治療にも用いられています。

足三里

次に、足三里は、ひざのお皿の外側にあるくぼみから指4本分下の、

すねの骨の外側の縁にあるツボです。

身体の疲れを取る効果のほかにも、

息切れ・動悸・吐き気・倦怠感・胃の機能低下・精神不安定などの多くの症状に対応することが出来ます。

また、身体の中の余分な水分を取り去る作用もあるので、浮腫み対策にも効果的です。

委中

次に、委中は、膝の裏側の真ん中にあるツボです。

膀胱経の痛みやこり・違和感などに効果があるとされています。

その為、下肢の痛みやだるさ・腰の痛み・肩の凝り・頭痛・脚のだるさなどにも効果的に作用してくれます。

承山

次に、承山は、ふくらはぎの中央ライン上の膝の裏とくるぶしの中間点にあるツボです。

腎機能の低下を抑えて、足の疲れや足のむくみに効果的に働きます。

また、こむら返りになってしまった時も刺激すると痛みがひいていきます。

他にも、花粉症対策・痔の痛みや便秘を防ぐ効果なども挙げられます。

殷門

最後に、殷門は、膝の裏の真ん中と、

お尻と太ももの付け根の真ん中を結んだ線のほぼ中央辺りにあるツボです。

足の浮腫みや腫れを緩和する効果が期待出来ます。

また、足のだるさや疲れやすいなどの症状の時にも効果的にはたらきます。

おわりに

このように、脚部前後側のツボには様々な効果があることが分かります。

今回紹介したものはほんの一部にすぎず、このほかにも沢山のツボが存在しています。

脚部前後に存在するツボは、見つけやすく簡単に刺激する事が出来るので、

身体に何らかの不調がある人は1度ツボを刺激してみることをオススメします。