目次
はじめに
花粉症は、鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみといった、
様々な症状が発症するアレルギー疾患です。
とくにスギ花粉は徐々に増加しており、
生活の質を著しく損なうため十分な対応が必要となっています。
花粉症の対処法
では、対応としてはどのようなものが適切でしょうか。
さまざまな病院を受診し、アレルギーの薬を処方してもらったり、
花粉症の免疫治療に通い続けるのもよいかと思います。
中には、鼻の手術を受ける方もおられるかと思います。
あるいは、花粉をできるだけ暴露しないように、
工夫するような生活をこころがけるのも方法の一つです。
ただし、いずれも根気が必要ですし、なかなか薬に頼りたくないと考える方や、
侵襲的な手術療法は避けたいと考える方も多いと思います。
現在、治療としてはいくつもあげられており、
どのような治療法を選べばよいのかはっきりわからなくなってしまうのも事実です。
漢方と花粉症治療
その数ある治療法の中で、今回は、気功薬膳や気功按摩のまとめを行います。
近年では、例えば漢方治療などの花粉症治療が確立されております。
漢方治療の基本は、患者の「疾患」をみるのではなく、
患者の「気の流れ」を読み診断します。
そのため、患者それぞれに疾患が同じであっても、
異なる漢方薬が処方される場合があります。
この「気の流れ」を読む方法は非常に効果的なのです。
気功を用いた治療方法は「気の流れ」を読む治療であり、
近年では気功薬膳や気功按摩と形をなし、徐々に治療方法として広がっております。
多くの花粉症の方は体の冷えから症状が増悪すしていくと言われます。
気功薬膳や気功按摩は、気の流れを改善させ、いずれも体をあたためていきます。
体があたたかくなることで、鼻水が少なくなり、鼻づまりはすっと通ります。
くしゃみや目のかゆみもまた、
同様に気の流れを改善させ体をあたためることで改善させることができます。
今後、花粉症の治療について治療を考える際、
気功による治療も一つ、検討できるものになるかと思います。
