肝臓に効く!さまざまな治療法まとめ

目次

はじめに

肝臓はその代表的な機能として、

体内の解毒作用を行う大切な臓器として知られていますが、

漢方では「肝」は他にも血流や自律神経などの働きに関りがあり、

身体の器官で言うと、特に目との関係が深くあります。

肝臓が弱っていると、目も疲れやすくなったり充血したりします。

逆に目を疲れさせると、肝臓の機能にも影響を与えますので、

パソコン作業やスマホなどで目を酷使することが増えている現代では要注意です。

 

肝臓に効く気功薬膳

「肝(肝臓)」を労わるような食生活は、

食材としてはシジミやアサリなどオルニチンを含む貝類が、

お酒を飲みすぎた時に摂ると良い食材として知られていて、肝を労わります。

また、クコの実は目に効く食材として有名ですが、目と関わりの深い肝にも効きます。

他にもイカ、レバー、牛乳、蕎麦、豆腐、ほうれん草、小松菜、

ショウガ、ネギ、セロリ、セリ、イチゴなどが肝を労わる食材です。

特にセロリやセリは、気持ちが落ち着かずにイライラしやすい時に摂ると良い食材です。

イライラは肝の働きすぎとされていて、セロリやセリにはその働きを抑える効果があるためです。

最近飲み会が続いていて、とにかくオルニチンを意識して摂りたいという人であれば、

先に挙げた貝類の他、マグロやヒラメ、チーズにもオルニチンが含まれています。

チーズは胃壁を保護する役割もありますので、飲む前に食べても良いかもしれません。

 

肝臓に効く気功按摩

肝臓は全身の約40%の血液が運ばれてくる内臓の中でも大きな臓器です。

そのため、温めて血流を良くするだけでも肝機能は良くなります。

お風呂にゆっくり入って肝臓を温めるほか、自分で優しくマッサージ(按摩)することも効果的です。

右の肋骨の下から手を差し込んで持ち上げると肝臓のマッサージになります。

手が入らない人や痛みを感じる人は、肝臓が疲れてる状態とされていますので、

状態を自分でチェックしたい時にも良い方法です。

コツは余分な息を吐きながらリラックスして行う事です。

手が入るようになったら、さらに手を上下左右に動かすと効果がより高まります。