目次
はじめに
気功のパワーに未だ懐疑的な人というのも存在します。
知識のない人にとっては気功術を見ても、
手をかざしているだけで科学的根拠がないと思えてしまうからのようです。
しかし、気功というのは普段から誰もが感じていることであり、受けたり、与えたりしています。
気というのを別の言葉でオーラと言う場合もあります。
厳密には若干のニュアンスの違いがありますが、
気功が信じられなくてもオーラの存在を信じられないという人はいないでしょう。
気とオーラ
対面した相手に何かをされたわけでも言われたわけでもないのに、
なぜか威圧感のある人だったり、近寄りがたいと感じる人に会ったことはあるはずです。
これは、目に見えないオーラで人を近づけないようにしています。
つまり、人が発するもので目に見えないものの存在はたしかにあるということがこれで立証できます。
常に醸し出されているのがオーラですが、
気功はこれをうまくコントロールして、自分の為や他人の為にそのパワーを使う術となっています。
気功による健康は、薬を使ったり身体にメスを入れたりしないので、
副作用だったり医療ミスというリスクがありません。
ただし、人の病を治すほどの気は、自分の中の生命エネルギーをよほど高めて、溜め込まなければいけません。
静功のやり方
そのために行われるのが気功法のなかのひとつである静功です。
身体を動かさず、ただ静かに座り、自分の内側と向き合います。
目を閉じた状態で行うので、瞑想や座禅に近いものがあります。
ただ、目的は心を落ち着けるためだけではありません。
気功法による静功は、心と身体を見事なバランスで維持することになり、
外見的には動作のない静けさの中にあっても、
体内では有り余るエネルギーが静かに渦を巻いています。
集中力がピークに達すると、自分自身が生まれ変わったような新たな感覚を味わうことができます。
初心者は15分ほどでかまいません。
目を開いて立ち上がったとき、心が前向きになり、悩みや不安が解消されているはずです。
力をつけていけば、余力で他人に気功の施しができるようになります。