気功薬膳って何?効果と方法論まとめ

目次

はじめに

気功薬膳について正しく理解するためには、

まず気功と薬膳の基礎知識を把握しておく必要があります。

まず、気功というのは生命エネルギーのことです。

気功を使った医療は東洋医学に分類され、薬などを使うわけではないので、

人によっては懐疑的な見方をする場合もあります。

しかし、気は誰もが確かにもっているものです。

たとえば、目の前に何かしらの悩みに思い詰めて落ち込んでいる人がいたとします。

それを見た人は、直接相手に何かをされたわけではないので、

自分も気力を奪われているような感覚になるでしょう。

逆に、元気な人からはパワーをもらえることもあります。

このように、目に見えない気のやり取りというのは、日常的に起きています。

この気のパワーを強め、コントロールし、相手に対して良い影響を与えることを気功といいます。

 

気功薬膳とは

次に、薬膳料理について説明します。病や不調を治そうとするとき、

医者にかかると多くの人が薬を処方されます。

投与される薬は化学的根拠を元に人工的に作り出されたものです。

一方、薬膳料理というのは基本的に自然界にある食材をそのまま調理し、

食することで薬のような効果を得られるものとなります。

食材そのものに毒性がないかぎり、処方される薬のような副作用を起こすリスクがほとんどありません。

効果は緩やかですが、徐々に病気にならない健康的な身体を手に入れることができます。

気功と、薬膳をうまく組み合わせてできるのが気功薬膳です。

身体に良い食材を食することは好ましいことですが、

それだけではファーストフードやインスタント食品への誘惑に勝てなくなる場合があります。

また、基本的に粗食がすすめられていますので、

そのままでは空腹感に耐えられない場合があります。

気を集中させ、食べるものに生命のエネルギーを注ぎ込みます。

胃袋でそれらが消化され、持ったパワーを発揮しているところを想像します。

細胞が活発化していくところをイメージし、栄養とともに気を巡らせるわけです。

そうすると、少量で身体が満足し、健康的且つダイエットなどにも効果のある食事ができます。

これが、気功薬膳料理です。